■メープルの歴史・出来るまで ■メープルの種類 ■メープルの選び方・保存方法 |
■メープルの栄養価 ■こんな方におすすめ ■メープルの使い方・特徴 |
このカナダの大地の恵みを吸い上げた樹液から作られるメープルシロップは「カルシウム」や「マグネシウム」、「亜鉛」、「カリウム」といった注目のミネラルやアミノ酸、たんぱく質、有機酸、ビタミンB1、B2や抗酸化物質も含まれていて、他の甘味料に比べてカロリーが少ないのが特徴です。
※抗酸化物質とは赤ワインなどに含まれるポリフェノールなどが有名ですが、体内の酸化を抑制しアンチエイジングに有効な成分として知られています。
その抗酸化物質ですが、最近、カナダ産のメープルシロップに含まれている54種類の抗酸化物質が特定されました。そのうち5種類はメープルシロップ特有の成分です。
また、煮詰める過程で殺菌される為、乳幼児にも安心して与えられます。
赤ちゃんからお年寄りまで、安心して口にして頂けます。
メープルシロップの成分は、約65%が糖分、約30%が水分で、残りの数パーセントがビタミン、ミネラル、ポリフェノールや他の生物活性化合物などの成分になります。
この僅か数パーセントに、自然の持つ不思議な力が宿っているといえそうです。
<血糖値の緩やかな上昇>
多糖類であるメープルシロップは、緩やかに身体に吸収されるため、血糖値を上げにくいことから糖尿病の予防や、糖尿病患者の甘味料としても使われています。
この血糖値の上昇度を示す「グルセミック指数」で比較すると、白砂糖99、はちみつ57、玄米55、メープルシロップ54 と、メープルシロップの上昇値は玄米よりも低いことが明確で、膵臓をはじめとする身体への負担の低さがお分かり頂けると思います。
<ミネラル成分が豊富。成長時の体をサポート!>
カルシウム、カリウムなどのミネラル成分が豊富で、精製された白砂糖と比較をすると、カルシウムは109倍、カリウムは112倍という数値に表れています。
カルシウムは、交感神経と副交感神経のバランスを取り精神を安定させてくれます。
カリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれる為 妊婦さんは毎朝スプーン1杯のメープルシロップを採ることでむくみの解消にも繋がります。
また、成長期のお子様の身体作りをサポートしてくれますので、積極的にお料理やおやつに使うのをおすすめします。
<アンチエイジングに必須 抗酸化物質>
老化のあらゆる原因の1つは「酸化」だと考えられています。この酸化を抑えたり、取り除くことができるのが「抗酸化物質」であり、なかでも有名なのは「ポリフェノール」です。
メープルシロップには、54種類もの抗酸化物質が含まれており、そのうち5種類はメープルシロップ特有のフェノール物質であることがわかりました。
<肝臓機能保護効果>
メープルシロップの約95%は、水と糖分。残りの5%に含まれる成分に 肝機能保護効果があるとの研究結果もあります。
<ダイエット効果>
メープルシロップは、血糖値の上昇が緩やかであることから、満腹感が持続し食べ過ぎ防止になります。
毎日スプーン1杯のメープルシロップを採ることで、ダイエット中に欠かせないカルシウム、カリウム、ビタミンB1、B2などといったビタミンやミネラルをはじめ、多くのポリフェノールが摂取できる上に、エネルギーは低いため ダイエットにはもってこいの甘味料です。
空腹感を感じたら、まずはスプーン1杯のメープルシロップを採りましょう。
メープルシロップはカナダで愛され続けている食品ですが、実はとっても日本人に適した食品なのです。
海に囲まれた島国の土壌には含まれていないミネラル分を豊富に含んだメープルは、美味しく手軽にその栄養を摂取できる優れた食品です。
また、メープルには150種類を超えるアロマが含まれているという報告もあり、そのためあらゆる食材や調味料との相性もよく、デザートの甘味料としてだけでなく、調味料としてお使いいただけることをおすすめします。
◆ 酢と合わせると酸味を和らげまろやかな味
⇒酢飯、酢のものや柚子・すだちなどの柑橘系と相性がいい。
◆ 味噌&醤油と相性が良い
⇒コクのある味に仕上げられる。魚や肉の漬け床、下ごしらえに向いている。
◆ 材料に馴染みやすい
⇒液体の為しみ込みやすく、ダマにならず扱いやすい。
◆ 肉や魚の臭みを消して旨みを出す
⇒下ごしらえに少量加えると臭みを和らげ、コクと旨味を引き出す。
◆ 焦げ付きにくい
⇒
砂糖よりも沸点が高く、煮込み・揚げ物・焼き物をする際の焦げ付きを軽減します。
◆ 卵焼きはふんわり
⇒玉子焼きやオムレツをふんわり仕上げたいときは砂糖でなくメープルがおすすめ。
◆ 乳製品との相性抜群
⇒牛乳臭さも和らぎ、チーズ・ヨーグルトなどの酸味も和らげマイルドにします。